橋本綾

プリセールスコンサルタント テクノロジートランスフォーメーション第1部門 CRMイノベーション事業部 ビジネスクリエーショングループ (2018年4月新卒入社)

インタビュー

※2023年5月時点の内容です

学生時代にハマったデジタルマーケティングを軸に就職活動を展開

電通デジタルには2018年に新卒で入社し、今年で6年目になります。

入社の動機は、大学で最初に受けたマーケティングの授業がおもしろすぎて、マーケティングにすっかりハマってしまったことがきっかけです。当時、スマートフォンが普及し始めていて、データマイニングなどを学ぶ中、デジタルを使うと、さらにマーケティングがおもしろくなるんだと感じ、ゼミでもデジタルマーケティングを専攻しました。

3年間ゼミでデジタルマーケティングを学び、就職活動も「デジタルマーケティングに関わりたい」という一心で、ソリューションベンダーなども受けました。最終的に電通デジタルに決めた理由は、面接で自分がやりたいことと、今までやってきたことを自然体で話すことができ、一番、“素”で内定をいただいたことでしょうか。自然の流れで決意しましたが、後で考えても、この判断は間違っていなかったと思います。

いくつかの部署を経て、3年前から、現在のテクノロジートランスフォーメーション第1部門 CRMイノベーション事業部 ビジネスクリエーショングループでプリセールスコンサルタントとして働いています。

部門のミッションとしては、顧客基点DXの実現に向けたCRM、ECなどの価値を最大化するプランニングや導入支援を掲げています。プリセールスコンサルタントとしての具体的な仕事はクライアントのビジネス課題や要件をヒアリングした上で、仮説立案、実行計画策定、Salesforceを始め最適なソリューションやマーケティング施策を提案しています。


部署の壁を越え、一気通貫で高いバリューを提供

仕事をするうえで、注力しているポイントとして、ソリューション導入ありきにならないことが挙げられます。

「MA(マーケティングオートメーション)の導入」と一言でいっても、クライアント企業によって、そもそもマーケティングの定義からコンテキストも様々で、さらに達成したいゴールが異なれば、MAの位置づけ、運用体制づくり、ベストなサポートの仕方も異なります。

クライアント企業のニーズも漠然としていることも多く、しっかりコミュニケーションを取った上で課題を抽出、整理し言語化することが肝要です。その上で要件などをまとめ、後工程の施策のプランニング、デリバリーの担当者に連携するようにしています。

加えて、CRM、MAのプリセールスといった仕事の範囲にこだわらず、クライアント企業の課題を幅広く吸収し、組織横断で“ビジネスクリエーション”につなげることに力を入れています。

例えば、「LINEをマーケティングで効果的に活用したい」「広告について教えてほしい」というお声をいただいたら、担当部署に連携し、提案を一緒に進行するなど、クライアント企業が抱えるあらゆる課題に向き合い、ビジネスニーズを拾い、他部署を積極的に巻き込んで、提案をするよう努めています。

逆に他部署から「こんなクライアント企業がいらっしゃるので支援してほしい」と声をかけていただくこともあり、電通デジタルあるいは電通グループとして全方位的なご支援で高いバリューを提供し、クライアント企業の事業成長につなげていければと考えています。


メンバー全員がいい仕事をしようと集結する外向きのエネルギーがあふれる風土

日々、仕事をしながら感じる電通デジタルの良さとしては、1つは“いい気”があることでしょうか。スピリチュアルな話ではなく(笑)、プロジェクトメンバー全員が、クライアント企業のビジネスの価値向上のために何ができるかと真剣に考え、一人ひとりが自発的にいい仕事をしようという気概を持って集まり、外向きのエネルギーにあふれている雰囲気が好きですね。自分のための仕事、出世するための仕事といった内向きのエネルギーがないのは、いい風土だと思います。

2つ目は、社歴や年齢や肩書に関係なく、意見がしやすい風通しの良さが挙げられます。それに関連した私の経験としては、自分のやりたいことがクリアに見えていない入社1年目の時、部門長と面談し、私自身の適性や志向を理解してもらったうえで、現在の仕事につながる部署への異動が実現したことが挙げられます。

どうも私は引かれた線の上を歩くより、線を引く作業のほうが好きで、クライアント企業の課題や要件を吸収し、進むべき方向の線を引いたうえで、後続のチームに伝えていくことにやりがいを感じるようです。この仕事に就いて、前線に立つ仕事が自分には合っているという気づきを得たのですが、社会人1年目の声を真剣に受け止め、適材適所を実現してくれた上司には感謝しかありません。

そして、自分が声を挙げて提案した施策で、「休眠顧客が減って、売上が向上した」といった感謝の声をいただいたり、CRMやMA導入に関係なく相談をいただいたりと信頼関係が深まっていることを感じられると、うれしく、やりがいになっています。

この仕事を通じて得たものは、自分で考え、どうしたらいいかを決め切る勇気を持って判断し、言語化して周りの人を巻き込んでいく力ではないかと思います。

入社2年目で、あるプロジェクトにCRM担当として一人で参画し、わからないなりにも腹をくくって、積極的に意見を言うようにしたのが分岐点となり、クライアント企業の真意を推し量って、明確な言葉で提案する力は多少身に付いたように感じています。

今後の展望としては、プリセールスとしてのキャリアも3年超となり、プラスαのバリューをどう出していくか。提案の幅を広げることはもちろん、提案後の「良いチーム作り」にプリセールスの立場から貢献していくなど、自分なりの“尖り方”、強みを身に付けていきたいですね。

そこで基本となるのが、カスタマーファーストの考え方です。取り扱っているソリューションの中でも、Salesforceの哲学として大好きなのが、顧客体験ファーストでデジタルを考えていること。この哲学は電通デジタルにも共通するもので、私自身も大事にしていきたいと考えています。

クライアント企業の豊かな体験を通じてデータを抽出・分析し、さらに楽しく、幸せになるような顧客体験を提供する。その好循環を提供するエコシステムの一員として、いかに貢献していくか。

クライアント企業の声に耳を傾け、自身でビジネスを作っていくことに興味関心がある方、ぜひジョインしてみませんか。

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