企業と顧客をつなぐ最適なコミュニケーション戦略の提案により,企業のマーケティング活動の最大化を目指す

齋藤大輔

統合マーケティングコンサルタント テクノロジートランスフォーメーション第1部門 CRMイノベーション事業部 第1グループ (2021年2月入社)

インタビュー

※2023年5月時点の内容です

マーケティング業務に注力したいと考え、コンサルファームからの転職を決意

2021年2月、中途で電通デジタルに入社し、現在、テクノロジートランスフォーメーション第1部門 CRMイノベーション事業部 第1グループに在籍し、統合マーケティングコンサルタントとして業務に従事しています。

部門としては、顧客基点DXの実現に向け、CRM、ECなどのテクノロジーバリューを最大化することをミッションに、私自身はクライアント企業の課題に応じて、CRM、MA(マーケティングオートメーション)ツールを活用したマーケティング施策のプランニングやSalesforce Marketing Cloudなどのマーケティングプラットフォームの提案、導入、設計、活用におけるコンサルティング業務を担当しています。

前職のコンサルティングファームでは、Salesforceソリューションのセールス、サービス領域(コア製品)にあたるService Cloudの導入・保守運用を通じた業務改革や営業支援を行っていました。

3年間、コンサルタントとして、これら一連の業務に携わるうちに、クライアント企業の先にいる顧客に焦点を当て、マーケティング戦略の構築やコミュニケーションのシナリオ設計といったプランニング業務に従事したいと考えるようになったのが転職のきっかけです。

マーケティングプラットフォームを始めCRMソリューション領域全般における導入支援の実績を豊富に持つ会社を模索する中、白羽の矢を立てたのが電通デジタルです。

電通デジタルはSalesforceのパートナー企業の中でMarketing Cloudの販売・導入において業界内でも高い評価を得ており、マーケティング、IT、顧客体験など様々なスペシャリストが多く、刺激を受けながら希望する業務に注力したいという思いから面接を受けることにしました。

まずは前職でのキャリアを活かしてSalesforceコンサルタントとして入社し、行く行くはより広くプランニング業務に従事したいという想いを上長にも伝えていました。その後、希望が通り、現職の統合マーケティングコンサルタントとしてのキャリアがスタートしました。


人間の感情、行動を考え抜き、シナリオに落とし込む

実際の仕事の範囲は、案件によっても異なりますが、マーケティング活動におけるクライアント企業の課題を抽出し、戦略立案、顧客体験の構築、シナリオ設計といったプランニング業務を中心に、MAの導入・実行支援、ニーズに合わせた運用保守までトータルでサポートしています。

クライアント企業の業種業界は金融系や観光系、メーカー、小売りなど多岐に渡り、会社によっても求められるコミュニケーションや顧客体験、施策のあり方も変わってきます。

例えば、観光系の企業であれば、顧客がワクワクするようなシナリオ設計、金融機関であれば顧客の将来や老後の不安に寄り沿うようなコミュニケーションが求められるでしょう。

また、顧客体験・コミュニケーションの設計後、ソリューションの導入・施策の実行まで支援するケースが多いです。ソリューションに制限がなく、実現できる施策の幅が広いため、やりがいをもって日々の業務に取り組んでいます。

スキル面では、前職のコンサルファーム時代はロジカルな視点や考え方の重要性を徹底的に叩き込まれました。しかし、マーケティング戦略を担う上では、論理的な思考力だけでなく、顧客の感情や心理を考え抜く必要があります。
顧客の心理変容の仮説を立て、行動データを基にしながら考え、設計していくような素養が求められます。決まった1つの答えがない世界で、見えない顧客の感情に寄り添い、シナリオや施策に落とし込むプロセスは難しい分、形にして成果につながった際のやりがいは大きいですね。


本人の意思を尊重したグループ移籍でやる気もアップ

電通デジタルに入って約2年半が経ち、感じるのは、多様な資質を擁する人材のやる気を引き出し、キャリア開発を支援する環境が整備されていること。その軸となる仕事のやり方や風土、強みとして大きく次の3つのポイントが挙げられます。

1つ目が仕事のやり方として、チームワークを重視している点です。前職でも同じ部門内での協業体制はありましたが、当社ではより成果にコミットするために、時に部門の垣根を越えたチームが組まれることがあります。

通常は、事前に要件を把握するプリセールス担当、プランニング担当、シナリオの具現化を担当するデリバリー担当、実装を担うメンバーなどでチームを組むことが多いですが、時にはWEBやECに強みをもつ他部署のメンバーも入って、関与する人数や時間軸も大規模なプロジェクトになることもあります。
多様なバックグラウンドを持ち、専門性が高い人材が揃っているため、一緒に仕事をする中で刺激を受けることも多いですね。

2つ目が、年齢や肩書に関係なく、自分の仕事に対する希望や思いを伝えることができる風通しの良さです。
私自身プランニング業務をやっていきたいという想いは伝えていましたが、組織改編のタイミングで改めてグループ長や事業部長に相談し、コミュニケーション戦略や顧客体験の提案を担当するグループに所属することができました。私は同部門内での変更でしたが、キャリアジャンプ制度といって、部門を越えた異動を支援する制度も用意されています。
本人の志向性を重視し、キャリア開発を支援してくれるのはモチベーションアップと共に働きやすさにもつながっていると感じています。

3つ目は、より具体的な仕事の面での強みですが、新しいテクノロジーへのアクセスのしやすさが挙げられます。例えば、Salesforceならば、パートナー企業としてセールスフォース・ジャパンと良好な関係を築き、新製品のリリースに併せて「どうしたらより高い顧客体験を提供できるか」といったテーマでディスカッションをする機会をいただくことがあります。
ツール先行の導入に陥らないためにも、現場での視点を持って、ソリューション提供サイドと意見を交わし、新たな製品に関する知見をいち早く養えるのは、仕事をするうえでの強みと共にやりがいにもつながっています。

今後の目標としては、自身のプランニングや顧客体験構築のスキルを向上させ、クライアント企業の事業成長により貢献できるようにしていきたいですね。同時に社内で共有できるようなプランニング技術のフレームワークを構築し、チームの底上げにも貢献できればと考えています。
チームで成果につなげていくには、まだまだ多種多様なタレントが必須で、これまでのキャリアに関係なく、多くの方にジョインしていただきたいですね。

漠然とマーケティング業務への関心を持っている方でも、前職のキャリアを踏まえ、この分野をやりたいという具体的な希望を持っている方でも、様々な活躍のフィールド、そして資格取得や研修などの支援制度が用意されています。
私自身も前職でSalesforceに関する知見・キャリアは擁していたものの、マーケティング業務についてはゼロからのスタートでした。独学で勉強もしつつ、現場でマーケティング全般の考え方、スキルを学び、新たな資格取得も会社のサポートを受けながらチャレンジし続けています。

この仕事をやるうえで、コアとなる素養はクライアント企業の先にいる顧客の気持ちになれるか。徹底的に人の気持ちや行動のあり方について考え抜けるかでしょうか。
オンライン上での顧客体験の向上に戦略的に取り組む企業も増える中、新たなフィールドでチャレンジしてみたいと考えている方、ぜひ当社の門を叩いてみませんか。

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