生澤 哲也
コーポレート部門 経営企画部 FP&Aグループ/聴覚障害
会社の売上やクライアント業務に関する数字の管理や分析といった、重要な任務を担う生澤さん。聴覚障害というハンディを持ちながらも、テクノロジーを味方に、各部署とコミュニケーションを取りながら活躍の場を広げています。仕事のやりがい、電通デジタルならではの働きやすさ、魅力を語ってもらいました。
キャリアパス
CAREER
インタビュー
INTERVIEW
分析作業を通じて社内の潤滑油的役割を担う
所属する経営企画部FP&Aグループは、会社の経営に関わる数字の管理や分析を担っています。具体的には会社の予算・業績といった財務状況や、人事システムや人事データベースなどの管理・分析、経営の意思決定支援、社内外ステークホルダーとの連携などの業務を行っています。
その中で私は、会社の売上やクライアント業務に関わる案件収支の管理、経営・役員会議の資料作成、組織人事会議の事務局として、各部署からの異動申請の内容確認や調整などを行っています。
前職でも経営企画部門で分析業務や会議資料作成に携わっていた経歴から培われた“数字を見る力”が、今の業務でも活かされているように思います。経営に関わる数字については、小さなミスや一桁違うだけでも会社収支に大きな影響を及ぼす可能性があります。とにかく数字を丹念に見て、間違いのないように様々な計算式を使って業務を進めることに注力しています。また、1人でできる業務ではなく、できるだけグループのメンバーや関連部署とコミュニケーションを取り、業務を完結させることが大事だと考えています。
責任ある業務に常に緊張感を持って対峙し、分析を通じて会社の動向を把握できること、経営陣に資料として提供し会議のスムーズな進行に貢献できること、各部署とつながり社内の潤滑油的な役割が担えていることに、やりがいを感じています。
メンバーだけでなく、他部署ともスムーズな意思疎通ができる
電通デジタルの働き方やオフィス環境の魅力の一つに、コミュニケーションツールが充実していることが挙げられます。聴覚障害のある私でも問題なく他部署の社員とも意思疎通ができ、仕事の流れを把握できるのは大きいですね。
所属するチーム内でも、文字起こしアプリや電子機器でのタイピング、筆談ボードなど様々なツールを通じてコミュニケーションを取っており、メンバーとの意思疎通に困ることはないですね。
メンバーが自分の特性を理解してくれた上で、業務に関して評価してもらえることにありがたく感じています。
社内には手話サークルがあり、外部講師を招いて月に3回ほどお昼の時間にオンラインで実施しています。聴覚障害者だけでなく、障害のない社員も一緒になって手話を学ぶことができ、業務以外でも手話を学ぶメンバーとの交流を楽しんでいます。手話サークルは総勢30名ほど参加しており、より多くの人たちとつながりを持てるのはいいですね。
生澤さん
1日のスケジュール
基本的には在宅ですが、対面会議などがある際には出社しています。出社時の会議は、分析資料関連や組織人事関連のチーム内ミーティングが多いです。
同じスタートラインに一緒に立ち、成長できる
聴覚障害のある私が全社とのやり取りが重要な業務に従事しているのも、テクノロジーの発達と社内の方々の理解があってこそです。テクノロジーを活用しながら、自身の強みを活かせる業務をアサインしてもらえるのは、多様性を大事にする組織風土ならではと感じています。
会社が働きやすい職場環境を提供してくれることで、一般雇用の社員と同じスタートラインに立つことができ、自分のやる気次第で力や強みを十分に発揮しうることは、やりがいを持って働くうえで本当にかけがえのないことだと思います。ぜひ、多くの仲間と一緒に仕事ができることを楽しみにお待ちしています。
メッセージ
MESSAGE
メンバーからのメッセージ
真摯な人柄、丁寧で正確な仕事ぶりにいつも助けられています
集計の条件が複雑化しているような作業を丁寧に進め、ミスを減らす工夫もされている姿に、真摯な人柄を感じています。また、豊富な知識があり、困っている内容を瞬時に察し、私たちメンバーをいつも助けてくれます。雑談の際はおもしろいツッコミや発言をしていて、本当に楽しい方だなという印象です。
会議ではトランスクリプト機能を主に活用していますが、重要事項は必ず文章でも伝えています。トランスクリプト機能で誤変換があっても、言いたいことをくみ取ってくれる能力には感心するばかりです。これからもチーム一丸となり助け合いながら、一緒に成長していきたいと考えています。
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