今後も電通デジタルは、AI技術などを用いたクリエーティブの創造と新しいサービスの開発・提供を通し、様々な課題解決に貢献してまいります。
2021.10.06
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:川上 宗一 以下、電通デジタル)、ヤフー株式会社、PARTYと共同で警察庁から写真や情報提供などの協力を得て実施したAI(画像解析・⽣成技術)を⽤いて指名⼿配被疑者の現在の姿を予測するプロジェクト「TEHAI」が、第74回広告電通賞において、「イノベーティブ・アプローチ」部門でイノベーティブ・アプローチ最高賞、「ブランドエクスペリエンス」部門のコーポレート・団体カテゴリーで銀賞を受賞しましたのでお知らせします。
広告電通賞は、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで広告主の課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指し、1947年に創設された日本で最も歴史のある総合広告賞です。
第74回広告電通賞では、2020年4月から2021年3月(ブランドエクスペリエンス部門、エリアアクティビティ部門は2020年3月から2021年3月)までに実施された広告が対象となり、全1190作品の応募がありました。今回受賞した2部門は、「未来の視点」をもち「未来に向けた種まき」があるかを評価する「イノベーティブ・アプローチ」部門と、ユーザーエクスペリエンスを評価する「ブランドエクスペリエンス」部門となります。
本受賞プロジェクトのキービジュアル
「TEHAI」特設サイト: https://richad.yahoo.co.jp/tehai
※特設サイトは2021年10月末までの公開を予定。
「TEHAI」について
2020年11月の指名⼿配被疑者捜査強化⽉間に先⽴ち、2020年9⽉30⽇から12月31日まで実施しました。約630名(2020年8⽉末日時点)の指名⼿配被疑者の中で、警察庁指定重要指名⼿配被疑者12 名のうち5 名の現在の姿をAI によって予測し、指名⼿配被疑者の存在を生活者に認知させ、情報提供に繋げることで指名⼿配被疑者の検挙の可能性向上を目指しました。
本プロジェクトには、電通デジタルのデータ/AIとクリエイティビティーの融合を目指したクリエイティブ組織「アドバンストクリエイティブセンター」が参画し、企画・制作・アートディレクション・AI開発を担当しました。
「TEHAI」特設サイトのスマートフォン画面の一部
※AIで予測した指名⼿配被疑者の現在の姿がパターン別に表示される(右から1枚目の画像)
コンセプト動画(Yahoo!マーケティングソリューション 公式YouTubeチャンネル):
https://www.youtube.com/watch?v=uMeBc4n60KQ
以上
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