プレスリリース

「Adobe Experience Manager as a Cloud Service」を活用したオウンドメディアのUX革新支援ソリューションを提供開始

―企業のDX推進において「業務効率化」と「顧客体験改善」の両立を実現―

2020.07.28

株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長:川上 宗一 以下、電通デジタル)は、企業のオウンドメディア構築・運営において、アドビ株式会社(以下、アドビ)が提供するクラウド型デジタルコンテンツ管理プラットフォーム「Adobe Experience Manager as a Cloud Service」を活用したUX革新支援ソリューションを、本日より提供開始します。

企業のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)推進に代表されるオウンドメディア運営において、ターゲットユーザーに最適なタイミングで必要なサービスを提供し、顧客体験を向上・改善させるためには、UI/UXの設計・運用は重要です。しかし、多くの企業が構想通りに進まず、以下のように課題を抱えるケースが多くみられます。

  • 目指すべきUI/UXデザインルールを策定しても社内に浸透していない
  • UI/UXデザインを運用するオペレーションルールや組織が整備されていない
  • UI/UXアセットを支えるツールやプラットフォームが整備されていない

そして、これらの課題により、サービス開始や改善を行う際に多くのリソースや作業時間、運用コストを要するものの、タイムリーに施策実行が出来ずに顧客体験の向上を実現できないといった問題を引き起こしています。

この度提供する「Adobe Experience Manager as a Cloud Service」を活用した本ソリューションでは、効率的に高水準のUI/UXデザインを実施することが可能になります。クラウドならではの各種機能の自動運用ができ、クリエーティブの実装・公開のためのリソースを効率化させることができます。電通デジタルは、豊富なUI/UXコンサルティングや企業オウンドメディア構築・運用の実績、アドビの各製品に関する深い知見と豊富な導入事例を有しており、両社の専門性を掛け合わせることで、企業のDX推進における目指すべきUI/UXの実現を支え、「業務効率化」と「顧客体験改善」の両立に貢献します。

本ソリューションでは、ダブルダイヤモンド(2つのダイヤモンドを描くように発散と収束を行う課題解決方法のひとつ)に基づいたプロセスで実行します。
具体的には、まず、クリエーティビティの課題発見と収束サイクルを回すために、アドビの「Creative Cloud」のツールの1つ「Adobe XD」にてプロトタイピングの制作、検証を行います。予め標準コアコンポーネントに熟知した人材がプロトタイプを制作し効率化します。確定したクリエーティブは「Adobe Experience Manager as a Cloud Service」にて標準コアコンポーネントをベースに開発量を低減させ、多大な時間をかけずにWebサイトを構築します。

これら一連の作業を通して、新サービスの公開や機能追加などを短期間で実現します。またクラウド上で提供されるDAM(デジタルアセット管理)を活用し、リアル店舗との連携やアプリ対応などマルチチャネルも柔軟に統合管理することができます。さらに「Adobe Sensei」との連携でパーソナライゼーション自動化を可能にし、作業効率化、高速化を目指します。

到達させるゴールのキーワードは「UX革新」です。企業のプロジェクトメンバーはUI/UXデザインのシンプルな運用を通じて、ルールや仕様の確認、煩雑な設計工程などの時間削減を可能にし、マルチチャネルでの顧客接点対応も含め迅速でより良いUXの提供に集中することができます。

今後も電通デジタルは、アドビとの連携をさらに強化し、DX推進におけるクリエーティブ開発や、高い運用力とパフォーマンスを発揮するソリューションの提供を行い、クライアント企業の事業成長に貢献してまいります。

「Adobe Experience Manager as a Cloud Service」を活用した
UX革新支援ソリューションの概要図

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以上

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