「Innovation Process Learning Program」は、電通デジタルと、新規事業開発支援に実績があるCo-Lift社が共同開発した研修メニューです。アイデア創出からプロトタイプの作成、MVPスコープの特定に至るまでの、新規事業を推進するために必要なフレームワークやマインドセットを実践的かつ短期間で習得することが可能です。
2022.01.31
株式会社電通デジタル(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:川上 宗一 以下、電通デジタル)は、企業のDX推進に向けた新規事業開発において、アジャイル型のUX(ユーザー体験)デザインアプローチで支援するサービス「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB®」※1発のプログラムとして、デジタルサービス開発の推進メソッド習得のための実践型研修「Innovation Process Learning Program」を本日より提供開始します。
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響による社会の急速な変容のもとビジネス環境のデジタル化は依然拡大し続け、多くの企業がDX推進に向けた新たなプロダクトやサービスの開発によって、従来の顧客接点やビジネス自体を刷新しようと模索しています。しかしながら、新規事業を推進しようとする多くの企業においては、最適な進め方がわからない、推進していく人材・スキルが足りないなどの理由から外部パートナー企業に委託するケースが多く、結果、組織としてプロセスの定着が難しく、自社主導で進めていくことができないといった課題を抱えています。
このような背景から、様々な企業のDX推進支援を通して培った新規事業のサービスデザイン/UXデザインの専門性と実績を持つ電通デジタルは、デジタルサービス開発のサービスアイデア導出から実用可能レベルなMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)構築までを企業が実践で推進できるよう、スキル習得を目的とした研修プログラムを提供します。企業担当者と併走しながら研修を進めていくことで、新規事業を適切に進行させていくメソッドの習得やDX人材のスキルアップを図り、企業のDX推進の内製化を目指します。
プログラム内容
- 課題特定/アイデア創出
重点課題の特定後、課題を解決するためのアイデアを創出し、どのアイデアを優先的に取り組むべきかをデザインスプリント手法(ワークショップ)を通して決定します。 - プロトタイプ作成/ユーザー検証
プロトタイプの精緻化後に、ユーザーへの仮説検証を行います。定性調査のポイントをわかりやすくインストールし、実際に企業担当者にユーザーテストのモデレータを体験いただくことで、UXリサーチのノウハウをスキルトランスファーします。 - MVPスコープ特定/要件定義
ユーザー検証を通してMVPスコープを特定した後、開発に向けての要件を整理します。事業サイドの「やりたいコト」を社内外への開発サイドへ正しく伝え、「作りたいモノ」を定義するために必要なステップとスキルセットを、具体的な演習を通して学びます。
上記をベースに、各企業の状況に応じてプログラム内容をカスタマイズして提供します。また研修後、本プログラムを通して策定した内容を、実際にアジャイルプロセスにてMVP開発支援することも可能です。
電通デジタルでは、本サービスをはじめ、UXを起点とした様々なサービスを展開しています。今後も、ビジョン構築から顧客体験設計や業務プロセス最適化、またそれらを実現させるための組織組成、研修プログラムなどの統合的なサポートを提供し、企業のDX推進を支援してまいります。
※1:電通デジタル、アジャイル型のUXデザインアプローチでDX推進に向けた新規事業開発を支援する「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB™」を提供開始
(2020年8月27日発表)https://www.dentsudigital.co.jp/release/2020/0827-000598/
Co-liftについて
会社名 | 株式会社Co-Lift |
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本社所在地 | 東京都渋谷区代々木五丁目7番5号604 |
代表者 | 代表取締役社長 定金啓吾・木下寛大 |
設立 | 2017年9月11日 |
事業内容 | 新規事業開発支援(ビジネスコンサルティング、データ利活用コンサルティング、デジタル・プロダクト開発) |
以上
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