――一般的なブランドリフト調査とPerception Shift Analyzerの違いは何ですか?
仲井:大規模かつ精緻な分析が可能なデータクリーンルームと連携し、分析している点が一番の違いです。全体でどのぐらいのパーセプションシフトが起きたのかは、ブランドリフト調査でもわかります。Perception Shift Analyzerの場合はそれだけでなく、プラットフォームが保有しているユーザーの興味関心、状況、属性データを掛け合わせて分析することで、パーセプションの変化が起きた要因や、それがどのようなユーザーに対して起きていたのかを深掘りして分析することができます。さらに、その属性データを使って、シームレスに広告を配信できます。
また、利用可能なデータも幅広いので属性データの粒度も細かく見たうえで、傾向値を掴むことができます。実際にWEB上の行動から類推されたデータを使うことでアンケート回答から得られる意識データに加えて無意識の部分も含めてさまざまなデータを分析できるのも、大きな違いです。